飾り (How To)

2.シロアリとアリの見分け方

 シロアリは、蟻とは昆虫の系統的に非常に離れていて、むしろゴキブリやカマキリに近い縁の昆虫です。シロアリの職蟻や兵蟻は、基本的には名前のとおり白色をしていて、その点で蟻とは安易に見分けられます。
 しかし、目にする機会の最も多い羽アリは、白くなく、からだや羽の形で見分ける必要があります。


蟻の羽蟻(膜翅目)

蟻の羽蟻 イラスト
シロアリの羽アリ(等翅目)

シロアリの羽アリ イラスト
触角 「く」の字状
(オスで「く」の字上で無い種類もいる。)
じゅず状
腹部 くびれて細い くびれがなく、ずん胴
前翅は後翅より大きい
翅脈は太くて少ない
前翅と後翅はほとんど同じ
翅脈は細くて多い
生態 完全変態(卵→幼虫→蛹→成虫)
コロニーには、女王のみで王はいない。
不完全変態(卵→幼虫→成虫)
コロニーには、常に女王と王がいる。


ヤマトシロアリの羽アリの生態

 シロアリは、幼虫から脱皮すると、ニンフ(羽アリ予備軍)・職蟻(働きシロアリ)・兵蟻(兵隊シロアリ)に分かれる。内、食べ物とホルモンの作用でニンフとなったシロアリは、4月中旬頃には白い柔らかい翅を持つようになる。その後、翅は2週間程で黒く硬く体長より長く成長する(完全に羽アリである)。この頃になると、職蟻は、加害材のより高いところに群飛用の脱出孔を数箇所つくり、毎日外の様子をうかがっている。
 上昇気流に乗って、より高く、より遠くへ飛べるように、気温の上昇する雨上がりの昼前後に群飛することが多く、その際は、兵蟻が警護し、脱出孔より出た羽アリは、更に高いところに登り、わずが15分ほどで一斉に飛び立っていく。
 地上に降りると、羽アリはすぐに翅を落とし、メスはオスを呼び寄せるための特有の臭い(フェロモン)を出し、オスが現れるのを待つ。運良くカップルとなれた組は、土中にもぐり込み、好条件(温度・湿度・餌)であれば新しいコロニーとして繁殖していく。その確率は、飛び出したメスの数の1%にも満たないといわれる。

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